◆「○日までに間取りを決めてください」には惑わされないで
├おうち作り あるある・トラブルおはようございます。
間取りと片づけで家族を仲良くしたい!
【おうち作りカウンセラー】
一級建築士
整理収納アドバイザー
親・子の片づけマスターインストラクター
ハギヤマジュンコです。
最低でも12月の頭までに決めてください
これは、今【間取り相談】をお受けしている方がHM(=ハウスメーカーや、工務店)から言われている言葉です。
こういう風に言われると焦るのが人。
早く、間取り決めないと!どうしよう~決めきれない!と余計パニックになる方も多くいらっしゃいます。
でもね、これっていろんな裏があるんですよ。
だから焦らなくていい!大きな大事なお買い物なんだから、じっくり納得するまで悩んでいいとワタシは思います。
メーカー側の決算の期限は必須ではない
ハウスメーカーさんや工務店さん(以下、HM等)の売り上げの締め切り。
決算なんて言葉もよく言われますよね。
多くは、半期ごとの決算なので9月・3月のところが多いかな。
この日までに契約、着工、竣工引き渡し、すれば売り上げ成績になる!というやつです。
いくつかのHM等では、この決算締めに合わせて「ご契約キャンペーン」なんかを打ち出してるところもありますよね。
ややこしいのですが、建築費の支払いは「契約時の着手金」「着工時に着工金」「上棟時に中間金」「引き渡しに残代金を支払う」なんて形で、2~4回に分けて支払うことが多いです。
その支払うタイミングをHM等が逆算して、「12月までに間取りを決めてください」なんてことを言うのです。
契約が終わっていて(着手金は支払い済み)、間取りで悩んでいる段階であるならば、この期限は本当に無視していいでしょう。
先ほども書いた通り、間取りはその期限に惑わされることなく、納得いくまで悩みましょう。
納得いくまで悩んだ結果、着工や竣工引き渡しの日にちが伸びることをお忘れなく!
〇月までに引っ越したい!という施主側の希望があるのであれば、逆算して間取りの期限を出してもらい、それを必須として守る必要がでてきます。
まとめ
「○○までに決めてください」と言われると、人は焦ります。
ですが、思い出してくださいね。私たちは大金を払うお客様なんです。
飲食店で、「あと5分でメニューを決めてくださいね」なんて言われませんよね?
自分達の入居やお引っ越しに余裕があるのなら、じっくり納得いくまで悩んでいいとワタシは思っています。