おはようございます。

おうち作りカウンセラー　ハギヤマジュンコです。

実は、2020年9月に、ひっそりとメニュー改定をしました。

理由はいろいろあるのですが、
「間取り相談」を選んでくださるお客様の
ほぼ90％が今残したメニューを選ばれること。
逆に、メニューがありすぎてわかりにくい！というご意見をいただいたためです。

間取り相談

さて、そんなメニュー改定の中でも、
変わらずにオプションとして残しているのが
電気図面のチェックです。

今日は、
電気図面チェックがなぜオプションなのか？
電気図面チェックがどれくらい重要なのか？
をお伝えします。

電気図面チェックがオプションの理由

電気図面チェックをオプションにしているのは、
そのためのヒアリングが別に必要で、すごく重要だと思っているからです。

ヒアリングでは、朝起きてからの生活動線や、日常の癖、今の家で感じている便利や不便など10数項目についてお伺いしてます。（グーグルフォームを利用）

その上で、ハウスメーカーや工務店さん等（以下HM等）の電気図面に赤書きを入れていきます。

本当はとっても重要なので（その理由はまた後述します）、全員の方に受けていただきたいのですが、ヒアリングをしてそれを図面に反映させるには手間と時間がとってもかかります。

また、HM等によっては電気図面の精度にかなり差があって、ハギヤマによるチェックが不要なHM等もあるため（かなりレアケースです。ほとんどが・・・）、要不要をお客様に選択いただけるように、オプションとさせていただいています。

電気図面のチェックが重要な理由

家を建てた人の、後悔ポイントの一位は何だと思いますか？

それは、コンセント・スイッチの位置　です。

ワタシも家を建てた人の一人ですが、今何かやり直せるとしたら、コンセントの位置を直したいです。

家ができてみないとわからない動線があったり、
電気図面の意思疎通ができていない部分があったり、
当事者では気付けない思い込みがあったり……

よくあるのが、
分かってくれていると思っていた。とか、
言わなくても当たり前と思っていた、なんてこと。

だからと言って、むやみやたらにコンセントを増やせばいいというものでもないです。
（予算もありますし、不要な部分は付ける必要なし！）

収納と同じで、必要な場所に必要な数を付けるのがベストです。

それをヒアリングや、LINEでのやりとりで探っていき、
チェック図として仕上げていきます。

また、電気図面は独特な記号で書かれているため、
素人の方には図面を読んで理解したり、それを想像したりするのが難しいように思います。

通常の間取り図でも、慣れていないと読むのは難しいですよね。

電気図面チェックに含まれるもの

一般的な電気図面に記載のあるもの

• コンセントの位置・数
• スイッチの位置・数
• インターホンの位置
• 給湯器の位置
• 照明機器の種類・位置・数

通常は上記内容が同じ図面内に収まっていると思いますが、
分かれている場合は、すべての図面をチェックさせていただきます。

ご納得の間取りできたあとには、できれば、仕上げとして電気図面のチェックも考えてみてもらうといいと思います。