◆家作り 窓で超重要な○○○○と、あんまり考えなくていい△△!
├おうち作り 設備・内装おはようございます。
おうち作りカウンセラー ハギヤマジュンコです。
間取りが決まってくると次は、窓の形、大きさ、位置で悩む方が多いです。
今日はそんな窓を考える時に、必須ポイントと、あんまり考えなくていいポイントをお伝えします。
窓については前にもいろいろ書いてるのでそちらを読んでくださいね。
参考
窓については前にもいろいろ書いてるのでそちらを読んでくださいね。
窓を考える際の必須ポイント
窓のチェックをする際にワタシが必ず気を付けていて、そして素人のみなさん(言葉悪くてごめんなさい)がチェック漏れしやすいのが窓の取付高さです。
みなさん、窓の形だったり、窓の大きさはチェックするんですが、大事なのはその窓がどの高さに取り付けられているか?です。
※図面上でも、窓のサイズと共に取り付け高さも書かれている場合もありますが、読み方にハウスメーカーそれぞれのルールがあったりするので要注意です。分からない!どうしよう不安!という方はセカンドオピニオンでも図面を拝見しています。
例えばの話
仮に横幅1690、高さ1170の大きさの窓があるとします。(単位はミリです)
大きさ、形がOKだったとして、それでスルーしてはいけません。
●その窓が付く場所の条件は?
窓の下に高さ900の家具を置きたいのであれば、窓は床から900以上の高さに取りついていないといけません。
窓の外の隣地が自分の敷地よりも高い場合、隣地から覗かれる恐れがないのは床からいくつの高さでしょうか?
その窓がお風呂場についていたら?できるだけ高い位置のほうがいいかもしれないし、階段にある窓なら、開け閉めできる高さを階段の踏面から確保しないといけません。
そんな風に、その窓の条件によって、取付高さも変わってきます。
開閉可能な窓を選んだのに、高すぎて手が届かない!なんてことにならないように!
大きさバッチリなのに、隣の人の家の窓とガッチンコして年中カーテンを閉めてる!なんてことにならないように!
窓を考える時は同時進行
窓の形・高さ・取り付け高さは、順に決める訳ではありません。
まず、その窓を何のために付けるか?をキチンと意識します。
そして、そのためにはどんな形の窓がいい?どんな高さの窓がいい?どの高さに取り付ければいい?を一緒に考えていきます。
取り付け高さが変われば、窓そのもののサイズも小さくしないといけない、逆に大きくできることもあります。形も変更が必要になることも!
ぜひ、同時進行で考えてくださいね。
おまけ あんまり考えなくていいポイント
よく、窓を考える時に、外観を心配される方がいらっしゃいます。
出来上がるまでは、図面としてかなり引いた位置から立面図として見るので「高さ揃えたい」「窓の形揃えたい」とつい思ってしまいがちです。
が、実際できて外から見たら……
まず、方位の違う面にある窓の高さ等の違いは、ほぼ99%わかりません。
ついでに、道路面以外の窓も図面のように引いてみることはほぼありません。(広大な敷地だったり、お隣さんが建っていないなどは別です)
道路面の窓も、正直なことを書いてしまうと、建物の前に車を置いていたり、植栽が植わってしまったりすると、そこまで気にならなくなります。
その上でワタシが1番思うのは、その家に住む住人は家を外から見る時間よりも、中から眺める時間のほうが格段に長いということです。
人目を気にするあまり、日々の暮らしで使いづらさを感じるよりは、まずは普段の暮らしを優先して考えた後で、できる範囲で外観を考えればいいのでは?と思っています。
※全ての方、全ての住宅に当てはまるわけではないのでご注意ください。
家を建てるうえで知っておいて損しない話はコチラからも読めたりします。