◆子どもが生まれて変わったこと【備蓄について】
◆備蓄のこと子どもが生まれる前は
ワタシと
同い年のとおちゃんの、2人。
結婚してちょうど1ヶ月後に
東日本大地震が起こりました。
でも、正直何かを備えたりすることはありませんでした。
その気持ちが大きく変わったのが
これまた
出産です。
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産婦人科から退院しての帰り道
まず頭をよぎったのが
なんでこの土地に家を建てたのか?
でした…
極端な考え方にも理由はあって
我が家のある場所は南大阪の沿岸部
海から1㎞と少ししか離れてません。
海なし県の奈良県民だったワタシは
引っ越し当初、海から1㎞離れているのに磯の匂いを感じました!
いつか起こりうる「南海トラフ地震」を思うと
テレビで見た津波の画像が離れませんでした。
『今日地震があるかも』
『明日地震があるかも?』
『ワタシまだ死にたくない。死ねない!』
『この子をどうやって守ろう?』
と、ものっすごい恐怖を感じたんです。
ここまで考え方がガラリと変わると思ってなくて
何も今まで備えてなかったことにすごく後悔しました。
ムスメの育児が落ち着いてきた頃に
まず始めたことが
避難グッズを揃えること
家の危険な場所の見直し
でした。
→これが整理収納を勉強することに繋がる原点かと思います。
その頃は南大阪に引っ越してまだ一年足らず
土地勘もないし
知り合いは義両親のみ
友達も産院で出会ったママ友だけ
まず、地震が来たらどこに逃げたらいいの?
地名もわからず
指定された避難場所も知りませんでした。
とにかく海と反対側に逃げればいいかぁと思ったことを思い出します。
その日のために、今、何ができる?
避難持ち出しリュックを作り
少しずつ備蓄品を増やしました。
ゼロから集め始めたので
優先順位もわからず
その当時の持ち出しリュックの中には
食料品(カレーはあるのに米がないとか)がギッシリ。
まず、生き延びるために!のリュックにはなってませんでした。
リュックはまとめて下駄箱の最下段に。
重いので下に!と思ってますが
そもそも下駄箱の中でいいのか???
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なんてことを書きながら
我が家の備えも、その、見直しも中途半端。
特に子どもが小さい頃は
賞味期限の見直しだけでなく
成長に合わせた見直しが大切です。
●靴や、服のサイズが変わる
●食べれる物が変わる
●食べる・飲む量が変わる
●顔が成長で変わるので写真も変わる
●紙オムツからパンツに変わる
●使える道具が変わる
(食器や歯ブラシ、そのうち自分で文字も書けるようになります)
生活スペースの見直しは割と気付けるのですが、
一時持ち出しリュックの中身や
備蓄品の見直しはついつい遅れがちになりませんか?
自分の手で守るべきものができると
人は考え方が変わります。
その時に、間違いのない選択ができるように
知識を増やしておくことが大切だなぁと
この3年で特に実感しています。
先週で熊本地震から1年が過ぎました。
忘れないように、記憶に刻んで
わたしたちは備える必要があります。