ハギヤマジュンコ

お家づくりコラム

窓を考えるとき、忘れてはいけないこと

├おうち作り 間取りについて

おはようございます。

おうち作りカウンセラー ハギヤマジュンコです。

最近、セカンドオピニオンのお申込みを立て続けにお受けしています。

その中で、
「え!?そんなこと考えてませんでした!」
と続けて言っていただけたことがあったので、
こちらでもシェアさせていただこうと思います。

敷地の中に他人はどこまで入ってくる?

間取りを決めていく中で
よく陥りがちなのが
「建物の中にしか目がいかないこと」
です。

明るい家がイイ
風通しをよくしたい

その気持ちはとってもわかる。

だけれど、
窓を取ることで得られるのは
メリットだけではなく
デメリットもあります。

よく言われる窓のデメリットは
寒くなる
ですが……

それ以外のデメリットを理解して窓を決めていっていますか?

窓のデメリット

防犯性のが落ちということです。

壁に穴をあけるわけだから、
壁だった時よりも、防犯性能は落ちますよね。

その上でね、考えてみてくださいね。

最近見た間取りは、
敷地の少し奥まった部分に玄関があるプランでした。

車を置く場所を道路側にとると、必然的にそうなりますよね。

道路から玄関までの間に寝室がプランニングされていて
明るさが欲しいからと
大きめの腰窓をドーンとプランされていたのです。

さて、考えてみてください。
この寝室の腰窓。
実際シャッターを開けて使えるでしょうか?
カーテンなしで光を入れることができるでしょうか?

ワタシなら、常にカーテンは閉めてると思う……
理由は。。。

道路から玄関までの間にある個室

道路から玄関までは……

その家に住んでいる住人だけでなく
他人が踏み込める、踏み込みやすいエリアです。

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例外もありますが、それはのちほど……

ってことは、考えられる可能性としては

  • 日中に宅急便やさんが通る
  • 郵便屋さんが通る
  • 子どもの友達が通る
  • ご近所さんが通る(回覧板とか?)
  • ポストインしにきた人が通る

なんてことが起こりうるんです。

外を全然知らない人が通る可能性がる場所に
大きな窓を作ったとして
さて、シャッターやカーテンを開けた状態でどれだけ使えるかな?

いつ、他人が通るかわからない部分に窓を
常にカーテンやシャッター無しで光を入れることは難しいと思います。

他人が入らない、例外は

そうならないようにするために
家を作る段階でできることは

インターホンや
ポストの位置を
道路に近い位置に作ること。
※こちらで許した人だけをポストから中に入れることが可能になります。

今はあまりする人はいないけれど、
門扉を作ったり塀を作ること。
※流行りはオープン外構ですが……

かな、と思います。

もちろんそれぞれにデメリットもあるので要注意!

間取り計画時にできる防犯対策

上記に書いた

ポストやインターホンの位置ができない!
外構もできない!

もしくは、できたとしても
さらなる防犯対策をしておきたい方にお勧めなのが

窓の位置を天井につける、ハイサイドライト形状にしておくこと。

窓の形状は光を入れたいだけであれば、FIXでいいと思います。
(換気も兼ねたいなら、それなりの開閉装置のついた窓を選びましょう)

もちろん、一概に
ハイサイドライトがいい!
FIXがいい!というわけではありません。

敷地の形状、建物の形状でも変わってきます。

我が家のこの窓はどうしたらいいんだろう?と不安な方は
セカンドオピニオンでぜひ質問していただければと思っています。

実際に、セカンドオピニオンでは

ご質問者様

事前に聞きたかったこと以上のことを
教えていただけて
考え方がガラリと変わりました

というご感想もいただいています。

8月末までは
相談時間を60分→90分に延長中!

ぜひ、お問合せくださいね。

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