◆間取りの失敗例 収納は計画的に!
└妹夫婦家を建てるおはようございます。
間取りと片づけで家族を仲良くしたい!
【おうち作りカウンセラー】
一級建築士
整理収納アドバイザー
親・子の片づけマスターインストラクター
ハギヤマジュンコです。
妹夫婦の新居を見てきました
前回はコチラ
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おねぇちゃんに見られるのが怖かった…
ここがアカン!とかいっぱいけなされると思った…
そうな。。。酷いわ…そんな事ないのに~
今回は、今月末に引っ越しの段階まで無事に進んでいるので、収納内部の採寸をして、どこに何をどんな風に収めていくのか?を妹メインに(家事のメインが妹なので)いっしょに考えてきました。
前回もお伝えしましたが目的のない用途日程ない奥行きの深い収納ほど使いにくいものはないと思います。
問題発生
今回、妹夫婦のお家で問題箇所が!!!
図面上ではココです↓↓↓
階段下のデッドスペースを生かそうと収納にされてるのですが…
実際はこちらデス
まだ便器は据えられてないけれど、実際出し入れできるスペースは僅か!
多分写真のシロマルよりも便器は大きい。
奥行き深いっ!!!
約90センチ!図面の倍あります!!!
モノの出し入れ考えて作ってるのかしら?
これ、例えばトイレットペーパーが転がって行ったらどうやって救出すれば良いのでしょうか?孫の手?マジックハンド?
設計の人曰く、「いつもこうしてるから」「収納大きくて便利でしょう」だとさ
ここまで出来上がってしまってると壁の位置を変えてもらうことは難しい。
中にどうにか棚を入れ込んで(父がDIYの達人なので)手前30センチ程度を上下に空間を分けてストックや掃除用品等を入れて奥60センチは殺してしまうという方法を取ろうと思います。
収納は大きければ便利なわけじゃない!使い勝手を考えよう!
収納の入り口部分を塞ぐものはないかな?という目線でも図面を見てくださいね。
例えば今回であれば便器。
他には、クローゼットの垂れ壁とか、袖壁なんかも障害になることも。
図面より、出来上がってみるも思ってる以上に扉が開かないパターンもあります。
もっと早くに現場を見に行ってあげていればよかったなぁと後悔。
そしてワタシが気付いたのは、普通の人(図面を日常から見ることのない方)は便器が据えられた後のことが想像できないんだなぁという事。あれば便利だろうととりあえずで収納を作ってしまう事。
こんなことが起きないように、図面をしっかり見ることが大切で、また現場が動き始めたら図面どうりに施工されているかを確認に行くことが大切です。
そして、図面を見るお手伝いはハギヤマもさせていただきます。
セカンドオピニオンや間取り相談をぜひご利用くださいね!